第25回奏楽堂コンサート
Program
プレトーク(曲目解説・出演者紹介)
東京藝術大学・社会連携センター特任教授 瀧井敬子 先生
<第1部>W.A.モーツァルト
ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478(1785)
第1楽章アレグロ
第2楽章アンダンテ
第3楽章ロンド:アレグロ・モデラート
(休 憩)
<第2部>ロベルト・シューマン
ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)
第1楽章アレグロ・ブリランテ
第2楽章イン・モド・ドゥンナ・マルシアウン・ポコ・ラルガメンテ
(行進曲風に、少しゆっくりと)
第3楽章スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ
第4楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ
Cast
ピアノ:川﨑 翔子 ヴァイオリン:山本 美樹子 ヴァイオリン:上敷領 藍子
ヴィオラ:阿部 春花 チェロ:加藤 陽子
Profile
東京都出身。都立上野高等学校(普通科)を経て東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
同大学大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。1997年第21回ピティナ・ピアノコンペティションF級全国決勝大会金賞。 2000年第10回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位。2001年ニューヨーク国際音楽祭参加、Dorothy Mackenzie Awardsセミ ファイナリスト。2006年第5回安川加壽子記念コンクール第1位。2007年第76回日本音楽コンクール入選。2010年ジュネーヴ国際 コンクールにおいてディプロマ取得、マスタークラス受講。その他、数々のコンクールにおいて優勝、入賞。
欧米各地の音楽祭、 講習会に参加、スチューデントコンサート等に出演。日本では2007年よりソロリサイタルを行い、月刊音楽雑誌「ムジカノーヴァ」、 「ショパン」等で好評を博す。韓国藝術総合学校音楽院学生オーケストラと韓国のKBSホールでの共演の他、東京シティ・フィル、 ロイヤル・シンフォニックオーケストラ等と共演。これまでに深野理恵、御木本澄子、多 美智子、多 紗於里、ガブリエル・タッキーノ の各氏に師事。R.レモリ、J.ルヴィエ、M.ヴォスクレセンスキー、V.トロップら、多くの音楽家から薫陶を受けている。現在、 東京藝術大学大学院博士課程在籍、同大学音楽研究科ティーチングアシスタントを務める。2009年度、2010年度、ロームミュージック ファンデーション奨学生。
兵庫県西宮高等学校音楽科を経て、東京藝術大学卒業。
同大学大学院弦楽科修士課程を修了。現在同大学院室内楽科後期博士課程に在学中。 全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。大学卒業時に同声会賞を受賞。大阪いずみホール、旧東京音楽学校奏楽堂にてリサイタルを 行う。弦楽四重奏において、松尾学術振興財団より音楽助成を受ける。また、リゾナーレ室内楽セミナーにて最優秀、緑の風音楽賞を受賞。 これまでにヴァイオリンを木田雅子、田村知恵子、宋倫匡、ジェラール・プーレ、岡山潔、松原勝也の各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部をアカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞し、首席卒業。
現在、 同大学大学院修士課程研究科2年在学中。大阪国際音楽コンクール中学校の部第1位。京都芸術祭にて京都市長賞受賞。全日本 学生音楽コンクール大阪大会中学校の部・東京大会高校の部2位。米国アスペン音楽祭に招待生として参加。宗次エンジェル・ ヴァイオリンコンクール第3位、市川市新人演奏会にて優秀賞受賞。これまでにポーランドクラクフ室内管弦楽団、大阪センチュリー 交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢等と共演。これまでにヴァイオリンを本多智子、田淵洋子、椙山久美、浦川宜也、玉井 菜採の各氏に、室内楽を岡山潔、山崎伸子、松原勝也、迫 明嘉の各氏に師事。
2006年よりヴィオラを始める。ヴィオラスペース2007、2008の公開マスタークラス及びテレマン全曲演奏会への出演、サイトウ キネン室内楽勉強会、スイス・シオン音楽祭、武生国際音楽祭、草津国際音楽祭等々で音楽を学ぶ。2009年3月山形大学卒業後、 東京藝術大学大学院修士課程に進学。同大学院ではヴィオラを川崎和憲、百武由紀各氏に師事。
5歳より、チェロを始める。東京藝術大学付属音楽高等学校、同大学を経て、 現在同大学院修士課程2年在学中。 東京藝術大学内にて 福島賞、安宅賞、同声会賞受賞。2002年第2回泉の森ジュニアチェロコンクール金賞。2006年ISAにてArtis-Preis受賞。2010年第9回 ビバホールチェロコンクール第2位。六花亭「チェロのピアノの夕べ」、JT「アフタヌーンコンサート」、室内楽定期演奏会、藝大 「モーニングコンサート」などに出演。これまでにチェロを中島顕、寺田義彦、河野文昭、山崎伸子の各氏に、室内楽を岡山潔、 松原勝也、山崎伸子、迫 明嘉の各氏に師事。